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- M.Kawai
現在の業務内容
私の部署では、電気機器の設計・開発に使われる電磁界シミュレーションソフトウエアJMAGのビジネスを担っています。営業、開発、品質保証、お客様サポートなどのチームに分かれていますが、そのうち品質保証部門の統括が私のミッションです。品質保証部門では、電磁界解析分野で国内トップシェアを占めるJMAGを使うたくさんのユーザーの皆さんに安心して利用していただくために、開発段階でのソフトウエアの機能テスト、性能検査などの検証業務などとともに、市場に提供した後に起こった障害への対応(プログラム修正)を行っています。私は統括の立場で、検証業務をはじめとする各業務の管理やレビュー、管轄するチームの人財管理、育成などに携わっています。また、JSOL認定プロフェッショナルとしての活動にも注力し、JSOLを代表するCAE(設計・開発支援システム)の専門家の一人として、テスト業務の自動化、スーパーコンピュータへの実装など、CAEの将来を意識したテーマにも取り組んでいます。
CAREER STEP
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入社 1年目
都市交通に関するデータ解析業務などに携わる。
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4年目
製造業関係のシステム開発業務を担当。
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8年目
Turning Point 01Read More私立大学の履修登録システムを担当。
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9年目
Turning Point 02Read More電磁界解析ソフト JMAGの開発業務に従事。
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14年目
Turning Point 03Read MoreJMAG開発グループのチームマネジャー(課⾧職)に就く。
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17年目
JMAGの営業、開発部隊が独立してJMAGビジネスカンパニーが誕生。
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21年目
JMAGビジネスカンパニー品質部門統括に就任。
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22年目
JSOL認定プロフェッショナル CAEプロフェッショナル職に認定。
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24年目
ChallengeRead Moreこれから挑戦したいこと
※役職は取材当時のもの。
キャリアのTurning Point
Turning Point 01
“止められないシステム”の
開発を経験
入社後しばらくは、理工学系の領域で顧客の業務を支援するデータ分析用のプログラムやソフトウエアの開発に従事していました。入社4年目に、会社の事業領域見直しのため業務領域を異動。そして入社8年目になり、ある私立大学から受注した履修登録システム開発プロジェクトのサブリーダーを任されることになりました。所定の期間に約5,000人もの学生が自分の希望する授業をWebで一斉に登録するシステムにおいて、「学生が登録したデータの管理」「定員枠に合わせた人数調整」といった職員向け機能の開発を担当。止まることが許されないシステムの初めての経験でした。当時は数百人規模のデータでテストを重ねて本番に臨みましたが、実際に数千人規模のデータが登録され始めると、システムの動作不調が散発的に発生。期間内で無事に登録受付を終えるための対応に追われました。限られた時間内での対処計画立案、原因調査の実施、そして対処方法の本番環境への反映、必要となる顧客との交渉など、システムの障害対応のノウハウを学びました。その後、現在に続く業務運営のベースを固めることができたプロジェクトでした。
Turning Point 02
かねてから想いを寄せていた
製品分野へ。
入社9年目、学生時代から抱いてきた想いを実現するチャンスが到来しました。私はJSOLに入社した時、理工系の出身者としてサイエンス事業本部に配属されました。ところが諸事情により、当初イメージしていた物理現象を解析するソリューション開発とは違った業務に携ってきました。技術者としてもビジネスパーソンとしても学ぶことの多い日々でしたが、どこか物足りない気持ちもありました。「もっと自分の専門知識を活かして、さまざまな物理現象の解析に関わる仕事がしたい」 。その想いを会社に伝えた結果、電気と磁気の物理に関連する電磁界シミュレーションソフトウエアJMAGの担当部署に異動が決定。それ以来、一貫してJMAGのユーザーインタフェース部分の開発に関わってきました。私はJMAGのコアとなる電磁界解析の専門家ではありませんが、自分の専門をベースに新たに電磁界の分野に挑む多くの仲間たちとともに学びながら、より使いやすい製品を目指して業務に励みました。
Turning Point 03
より高次元から
JMAGと関わるように。
JMAGのインタフェースを司るソフトウエアの開発と保守、そして製品全体のテストを担当するチームマネジャーへ。入社14年目、課長職として、より高い視点からJMAGのビジネスを見るようになりました。昇格のオファーがあった時の率直な感想は、「時期尚早ではないか」という想いでした。それでも、「製品全体を見る立場になるのなら、業務のスコープが、保守・テスト・品質管理から開発へも拡大する。もう一度JMAGを基本から勉強し直さなくては」と、モチベーション高く新しいポジションに臨みました。実際に管理職になって驚いたのが、受信メール数に象徴される“入ってくる情報量”です。自分の担当業務や成果物だけでなく、JMAGのビジネス、さらにはCAEビジネスに関するすべての情報の把握と活用が求めるようになり、慣れるまでに時間を要しました。また管理職として与えられた権限を行使することも、当初は思うようにいきませんでしたが、上司からのアドバイスのおかげでなんとかチームを牽引するマネジャーの役割を果たしてくることができました。
未来へのChallenge
これから挑戦したいこと
私にとって未来への挑戦を語るのは、少し難しいことです。仕事をするうえで、「この業務がしたい。この技術を極めたい」という欲求よりも、「任されたミッションを果たす中で成長していけるといいな」という気持ちの方が強いからです。そんな私ですが、未来に向けて考えている2つのことがあります。ひとつは、自分より若い年代のメンバーがどんどん主力を担うようになって欲しいということです。少しでもその助けになるような動きを積極的にしていくつもりでいます。もうひとつは、「JSOL認定プロフェッショナル」として、自分がJMAGの品質保証業務を通して蓄積してきた知見を社内外に積極的に発信していきたいということです。クラウドやAIなどを駆使した新しい活用方法が登場し、変革期にあるJMAGや他のCAE製品が順調に発展していけるように、次世代の品質保証の構築に貢献できればと思っています。
Column
心に残るライフイベント
ライフイベントで真っ先に思い浮かぶのが第一子の誕生です。ちょうどJMAGを担当し始めた入社10年目、予定より約1か月も早くに生まれて、心の準備をしきる前に父親になりました。子どもがまだ小さい時の休日は、子ども中心の生活でした。子守をしているうちに一緒に眠りこんでしまったり、公園遊びを見守ったりと、さまざまなシーンが思い返されます。今はもう大きくなり、一緒に過ごす時間は前より少なくなりましたが、子どもを持ったことは管理職の役割を果たすうえで役立っています。部下から育休取得の相談があったときは、「この期間で大丈夫なの?予定通りにいかないこともあるよ」「休みを取るタイミングはこちらの方がいいかもしれないよ」と経験に基づいた私なりのアドバイスをしています。