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- Y.Kitami
現在の業務内容
JSOLの主力ソリューションのひとつ SAP 社の ERP※パッケージ「S/4HANA」の導入・移行プロジェクトを担当しています。JSOLは、ERPのグローバルスタンダードとなっているSAP製品を早期から手掛けており、国内でも有力な地位を得ています。お客様へのスムーズな導入を支援する業界向けテンプレートや導入理論など、独自のノウハウによって、製薬業をはじめ、様々な業界のお客様で豊富な実績を有しています。お客様の基幹業務担うSAPは、会計、販売、購買、生産といった業務領域を1つのシステムで管理することで企業内のデータが一元管理され、高度な経営管理や意思決定の迅速化が実現できます。企業活動の中核をなすSAPシステムは安定した稼動を求められますが、SAP BASISは、そのような安定した基盤を構築することをミッションとしています。また、SAPシステム単体でお客様のすべての業務を処理できるわけではありません。SAP以外の業務システムとデータ連携をすることで、企業の業務プロセスが実現されます。その場合、ほかの業務システムとSAPシステムを連携する必要がありますが、当社のSAP BASISはシステム間のデータ連携やジョブ連携などの設計・構築も担当しております。現在、私はSAP BASISの専門家として、SAPシステムを下支えするシステム基盤やシステム連携基盤の設計・構築、さらにシステム稼動後の運用設計など広く担当しています。
※企業の経営情報(財務、人事、生産、販売、物流など)を一元管理し効率化を図るという考え方、また、それを実現するためのシステム。
CAREER STEP
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入社 1年目
SAP BASISチームに配属。SAP人事システムのバージョンアップに携わる。
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3年目
Turning Point 01Read MoreSAP BASISチームのメンバーとして、要件定義、設計・構築、開発、テスト、運用引継ぎの一連を担当。
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5年目
営業系システムの開発案件で初めてインフラチームのリーダーを担当。
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6年目
東京本社へ転勤。社内初のSAP ERP on HANA導入プロジェクトに参画。
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8年目
SAP社 新ERPパッケージ 「S/4HANA」導入案件の基盤チームリーダーを担当。
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10年目
Turning Point 02Read More製薬業のお客様の「S/4HANA」導入大型プロジェクトの基盤チームリーダーを担当。
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14年目
Turning Point 03Read MoreJSOL認定プロフェッショナル ITアーキテクトに認定。
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17年目
ChallengeRead Moreこれから挑戦したいこと
※役職は取材当時のもの。
キャリアのTurning Point
Turning Point 01
SAP導入プロジェクトの基礎が
自分のものになった。
SAP BASISに関する技術要素がある程度わかってきた入社3年目。製薬会社のSAP ERP導入案件で初めて要件定義から参画し、設計・構築から稼働、保守に至るまでの一連の業務を担当しました。設計以降は、SAPシステム環境構築や、インターフェース基盤などの開発、テスト、運用引継ぎなど、プロジェクトの実働タスクの大部分を任せてもらいました。大変でしたが、SAPシステム導入プロジェクト全体の進め方や、当社の業界向けテンプレートへの理解を深めることができました。様々な学びがありましたが、自分にとって一番大きかったのは、SAPを構成するシステム連携の基盤となる仕組みを構築するために自分で設定や開発を行い、そこに使われているJSOL独自のノウハウを理解できたことです。あの時習得した知識の中には、「JSOL社内で自分が一番詳しいのではないか」と思えるものも含まれます。このプロジェクトでの経験、学びが今の自分の礎となっていると感じています。
Turning Point 02
SAP BASISのスキルを、
製薬業界の専門性で強化。
入社10年目に、それまで経験したことのない大規模なSAP導入プロジェクトに基盤チームのリーダーとして参画しました。製薬会社のお客様向けにパブリッククラウド上に「SAP S/4HANA」を構築し、グループ会社16社へ導入するというプロジェクトで、当時のJSOLでも最大規模に近い案件でした。特に難しかったのは、製薬業界特有の規制であるCSV(コンピュータ化システムバリデーション)※対応です。私個人としてはもちろん、JSOLとしてもパブリッククラウドでのCSV対応は初めての取り組みで、国内でも事例が少なかったことから、クラウド環境におけるCSV対応の知見や情報がほとんどない状況でした。そこで私は、基盤チームの代表者としてCSV対応に関わる打合せに参加しました。お客様の担当者、CSVの専門家、パブリッククラウドベンダーなどの関係者とディスカッションをすることで、CSV対応の考え方や必要な対応、製薬企業に求められる厳しい査察要件、運用要件等を学びながら、システム基盤の領域のCSV対応を実践しました。このプロジェクトで得た経験と知見は非常に価値が高く、現在では、SAP BASIS領域のCSVに精通する数少ない社員として、社内から多くの相談を受けるほどになりました。プロジェクトとしても、高いシステム基盤の要件を実現するために設計面で様々な工夫をして、予定通り本番稼動を迎えました。ITエンジニアとして多方面に大きく成長させてくれたプロジェクトになりました。
※製薬・医療機器業界における製品品質に関わるシステム開発において、コンピュータ化システムの信頼性を検証・確認し、その結果を文書化して保証すること。
Turning Point 03
JSOL認定プロフェッショナル
として新たな目標へ。
入社14年目にはJSOL認定プロフェッショナルITアーキテクトに認定され、これまでのようにプロジェクトを推進することだけでなく、より高い次元で会社に貢献することが求められるようになりました。社内外で通用する高度なスキルを持つ人財として、後継者の育成や新たなビジネスの創出がミッションに加わったのです。認定された当初は、担当プロジェクトが佳境を迎えたタイミングだったこともあり、プロフェッショナル職としての活動が思うようにできず、期待に応えられるだろうかと悩んだこともありました。現在は、プロジェクトの状況を鑑みながら自分の強みであるSAPを軸として次世代を見据えた活動を少しずつスタートしています。企業の情報システムの世界では、クラウドサービス化が進み、IT基盤の有り方やIT企業のサービスに対するニーズが変化しつつあります。そうした中で新たな潮流をとらえた商品といえるSAPのオファリングサービス「RISE with SAP」のライセンス販売の技術支援やSAP BASIS領域の標準化などに注力しています。また長年にわたってSAPに携わってきた経験を活かして、人財育成施策にも積極的に参加しています。
未来へのChallenge
これから挑戦したいこと
ITは、常に変化を続ける世界です。私が従事していたSAPビジネスの事業環境も同様で、特にSAP BASISの領域は、IT基盤がクラウドサービス化に委ねられる動きが進む中で転換期を迎えているといえます。SAP BASISの技術に対するニーズはまだまだなくならないものの、従来とは異なる価値の提供が求められるでしょう。SAPの将来を明確に見通すことはできませんが、変革期であるがゆえにチャンスがあることも確かです。JSOLのビジネスを伸ばして、自分自身もさらに成長していくためには、SAP BASISにとらわれすぎず、より広い視点で新たなビジネスの創出に挑戦していきたいと考えています。自分のチームのメンバーだけでなく、他部署の社員とも活発にコミュニケーションをとりながら、JSOL認定プロフェッショナルとして、ITアーキテクトとして、技術や新規ビジネスをリードしていく存在を目指していきます。
Column
心に残るライフイベント
入社14年目の2021年は、いろいろな良いことが重なって忘れられない年になりました。仕事ではJSOL認定プロフェッショナルとなり、プライベートでは妻と結婚し、新居に引っ越しました。コロナ禍真っただ中の状態で、仕事も思うようにいかず多忙のなか、環境も変化し、いろいろ大変でしたが、今となってはいい思い出になりました。結婚後は、2024年に長男が誕生。その笑顔に、心を和ませてもらっています。最近、妻が育児休業から復職したので、妻と協力しての子育てがいよいよ本格化します。これからますます大変になりそうですが、家族の笑顔を糧にさらなる活躍をしていきたいと考えています。